2025年06月03日
【本当に従業員思い?】選ばれ続ける会社になるために必要なたった1つのこと
「うちは従業員思いの会社です」
そう話す社長はたくさんおられます。
制度も整えている、給料も業界水準以上、
採用もうまくいっているし、従業員からも悪くは言われていない。
そんなふうに思っていませんか?
でも、ちょっと待ってください。
それ、本当に「従業員思い」でしょうか?
成長が止まる会社の共通点として
「うちは選ばれている会社だから」
「採用も順調だし、離職率も低い」
だから安心だ。
もし、そう考えているとしたら、
そこにこそ「落とし穴」があります。
なぜなら、
「選ばれてきた実績」は過去の話。
「これからも選ばれる保証」にはなっていないからです。
本当に従業員を思っている会社は、
“耳を傾けること”を止めない会社です。
給料? 休み? やりがい? 家族との時間? スキルアップ?
どれが嬉しいかは、人それぞれ。
制度を整えるのは素晴らしいことです。
でもその前に「最近、何が嬉しかった?」「今、どんな働き方をしたい?」
そんなふうに、聴くことをしていますか?
明日からできる3つの取り組み
① 定期的なヒアリングを実施する
「仕事を通じて何を得たいか?」「今の働き方への本音は?」など、
定期的に本音を聴く機会をつくりましょう。
② 制度導入前に現場の声を聞く
福利厚生やルールを変える前に、従業員の意見を聞く場を設けましょう。
「やってあげる制度」ではなく、「一緒に作る制度」が信頼を生みます。
③ 「嬉しかったこと」の対話を持つ
イベントや福利厚生をやって終わりにせず、「何がよかった?」と対話を重ねることで、
効果も社員の満足度も見える化できます。
「選ばれる会社」ではなく「選ばれ続ける会社」へ
今の自信より、これからの“対話力”。
制度より、まず「耳を傾ける姿勢」。
人が集まり、育ち、残る会社にしたいなら、まずは「聴くこと」から始めてみませんか?